2024年|「イギリス」現地の生活実態を丸肌!(現地「衣・食・住」のコストと習慣・為替)
現地の生活と日本の生活の差は?
イギリス現地の生活と日本の生活は大きな差があります。
仕事のオン/オフの切り替えがしやすく、休みも取りやすい環境にあります。
子供ができても一年後に仕事に戻る女性が多いため、会社の勤務時間への対応がフレキシブルです。
そのため、休暇などをリクエストする際も、
周りに迷惑だとか、申し訳ないという考え方は少ないです。
週末はお店も日曜日は早く閉まることが多く、週末のちょっとした不便は当たり前です。
道路工事でも定時で終わり、夜通しでの作業は少ないと思います。
「イギリス」の食の特徴とは?
外食の際は、一人当たりの平均は£30程度です。
伝統料理としてはサンデーローストやシェパーズパイ、エールパイがあります。
近年の流行は食材とレシピが届くサブスクリプションボックスです。
私たちがよく行く店にはAve Marioというイタリアンや、
昔から通っているFranco Mancaというサワードウピザのチェーンがあります。
20年前に比べて、日本食やお寿司のチェーンが増えてきましたが、
お寿司のチェーン店の中には日本人が経営していないことがクオリティから明らかなものもあります。
「イギリス」の「衣」の特徴とは?
イギリスのファッションに関して、日本に比べると質の低い服が多いと感じるかもしれません。
私も渡英当初は購入を避けていましたが、冬の寒さを考えると、タイツは必要です。
女性はタイツとブーツの組み合わせるスタイルを好む傾向があります。
雨が多く、季節ごとの衣替えが難しいため、重ね着ができる服が重宝されます。
カーディガンは夏でさえカバンに入れて持ち歩くことが多いです。
雨が断続的に降るため、傘をさす人は少なく、フード付きのコートやトレーナーを選ぶ人が多いです。
多くの人はオンラインでのショッピングを好む傾向があり、
何に付けてもエコ思考なので、古着を売り買いできるアプリが流行っています。
「イギリス」の「住」の特徴とは?
イギリスでは大学に進学しない人も多く、貧富の差が大きいです。
ロンドン近郊での生活を考えると、一世帯£50000程度は必要になるでしょう。
ロンドンにおける家賃高騰は留まることを知らず、
ロンドン郊外のエリアでも、最近家賃が月に£200程度上がりました。
£1200で1 bedroomのアパートを借りるのが一般的です。
ロンドンは物価が高いため、世代を問わず、独り暮らしは高収入の職に就いている人が中心です。
多くの人はハウスシェアを選び、部屋を借りる形で住むことが一般的です。
多くの人が給料の大部分を家賃に充てています。
最後に
イギリスでは日本と比べて、多くの人が追うタイプの流行は少ないと思います。
より個人の趣味やスタイルが重視され、それぞれが好きなことを楽しんでいます。
この点が日本との大きな違いと感じます。
ひとつだけムーブメントを上げるならば、エコ志向です。
プラスチックが極力削減されていて、体や環境にもいい自然志向の洗剤や、掃除用具をはじめ、容器を送ると詰め替えて貰えるブランド洗剤、食料を無駄にしないようにお店の売れ残りが安く買えるアプリなどがあります。
この記事を書いた人
DJ Yummy
[得意分野]ロンドンでのエンターテイメント、ビジネスコーディネート
2004年から在英。サウスハンプトンの大学でミュージックプロダクションを専攻・修了し、テレビ制作、メディアコーディネートを経て、フリーでエンターテイメント中心のビジネスコーディネートをしています。